お店のロゴのお話

早くもオープンから3週間が経ちました。

毎日たくさんのご来店ありがとうございます。皆様のおかげです。

 

いつもはおすすめの御料理のご紹介をしているブログですが、

今日は、少し趣向を変えてお店のロゴについてのお話です。

お客様に、すてきだねえ、とお声かけ頂くひねもすロゴですが、

燗番の大学時代の友人・加藤千洋 加藤亮介夫妻がデザインしてくれたものです。

 

 

「ひねもす」とは古語で「一日中」という意味ですが

その「一日」を感じる時間帯はどこだろう、というところから着想されたデザインだそう。

 

一日を感じるのは、一日が終わるとき

ということで、陽の沈む瞬間が表されています。

 

 

ただ、これは見るひとによって色々と感じられるロゴマークで、

時間の流れを表しているのかと思った、

とおっしゃるお客様もいたり

逆に、陽の上がる瞬間に見えたりと

そこに たくさんの「時間」を想像させる

その余白が、すごいなあと思います。

 

私は、

陽の沈む瞬間と陽の上がる瞬間の、

終わりとはじまりの同居している感じが、とても気に入っています。

 

 

 

「ひねもす」のやわらかな書や、黒と白に映える赤色の「日本酒」の落款、大きく取った余白のバランスは、

まさに、のたりのたりの時間を表すようです。

 

ロゴはお店の顔などと言いますが、

むしろお店がこのロゴのようでありたい、、という本末転倒 笑

 

は置いておいて、

まだまだ3週間の若い店ですが、本日もよろしくお願い致します。

 

のたりのたり