春のかおりの日本酒カクテル

出勤すると店主が買い物から帰ってきたところで、今日はたくさんの果物を買ってきていました。

大好評を頂いていた、「金柑と赤かぶのカルパッチョ」もそうだったのですが

ちょくちょく三鷹のJAへ足を運んで探してきた三鷹野菜をメニューに使っています。

(三鷹には農家さんがたくさんあるのです!)

 

そんな中、今日は見慣れない果物が。

かたちや色は柚子のよう。香るとレモンのよう。

すっぱいのかな~と思いながらひとかけ食べてみてびっくり!

酸味はほとんどなく、上品な甘さがふんわりと広がります。

聞けば「はるか」という柑橘だそう。

調べてみると、ルーツは日向夏にあるそうで、1996年に品種登録されたばかりのあたらしい果物とのこと。

 

おいしいね、おいしいね、

と食べながら何の料理にしようかな~とふたりで話していたのですが

味はとても良いけれどちょっと気になる皮のかたさ、、

 

これはきっと果汁を使うのが良いね

ということで、

日本酒とカクテルにしよう!と 思い立ったが吉日

早速生酒たちと合わせてみると、なんともやさしーい丸い甘さ。

日本酒と果物を合わせると、お酒が果物の甘さに負けて苦みが出てしまうことも多いのですが

(お料理にして、他の要素が入るとすっと合ったりするのでふしぎなのですが)

はるかとは相性が良いようで、ふんわりまるくまとまってくれました。

 

せっかくなので、昨日開栓したばかりの黒牛の新酒のにごり「白牛」とハーフハーフで合わせ

仕上げに、はるかのピールをしゅしゅっと。

ミントも散らしてロックでどうぞ。

 

まだまだ寒いですが、グラスの中に小さな春のかおり。

カクテル「春香」と命名しようかしら!

 

本日は白牛でのご提供ですが、色々な日本酒で試してみようかなと思っております。

食前酒として一杯目に是非どうぞ。

 

 

 

本日、早いお時間は満席を頂いております。

遅いお時間に空いてくるかと思われますので、お電話頂ければ幸いです。

 

本日もよろしくお願い致します。

のたりのたり