雪が降る街

極寒です。

タイトルはユニコーンの曲からですが、西日本の積雪状況はそんな優雅なものではないようです。

くれぐれも皆さまお気をつけください。

 

 

 

 

さて、ひねもすは極寒に負けず本日も営業しております。

寒いときこそおいしいお燗酒で冷えた身体をあたためてください~

今日の一杯目はとりあえず熱燗がおすすめです。

 

 

「熱燗って銘柄もわからないし、どう頼んで良いかわからない、、」

というお客様は多いかと思います。

 

燗番も、さっと一言交わすだけでお客様のお好みをお出ししたいのですが

生憎そんな特殊能力は持ち合わせおりませんで、

そんなわけで、熱燗を、、というオーダーに

恥ずかしながら「お好みはございますか?」と無粋にも聞き返してしまう状況でございます。

 

それは、

「辛口で・・」「旨口で・・」とか「新潟の・・」「出身地の広島の・・」とか

借り物的な言葉で語ってほしい、と思っているわけではなく

 

「今日は寒いからお燗が飲みたいとおもって。」

「お燗って飲まないですが、お料理と合わせてみたいと思って。」

「昔お燗で悪酔いしたことがあるのですが、そんな私に合うお燗はあるかしら、、」

などなど

こういう理由でお燗のオーダーをするに至ったのですよ~というきっかけの部分が知りたいが故でございます。

 

色々なお店があり、色々なお酒観もあると思いますが

ひねもすのお燗は、

身体をリラックスさせる、気が付いたら飲み干していてもう一杯ほしくなる酒

でありたいなあと思っております。

 

蘊蓄や知識で飲むお酒を愉しむお店もあると思いますし

日本酒をたくさん置いている、というと

「あの銘柄はないの?置かないの?」

という声や

「次は飲んだことのない銘柄が飲みたい!」

という声も聞きますが

何百種類のお酒を置いてますよ~というのが得意な素敵なお店はほかにたくさんあるので

その点はお任せしたいなと思っています。

 

「全然知識がなくてすみません、、」

と言ってくれるお客様、大歓迎です。

知識(大体、今の日本酒は広がりすぎているので本当の俯瞰での知識を持ってるひとなんていないのではないでしょうか。)も大袈裟な言葉も全く必要ありませんので

力を抜いて、コミュニケーションを取ろうと思って頂ければと思います。

 

オートマティックでシステマティックな2017年に古風な話ではありますが

結局、「おいしい!」に至るにはお客さんとお店のサービス側との信頼関係が必須なのかしら。なんて思う今日この頃です。

 

 

そんなわけで、今日は「寒いので雪見酒ください」と言って頂ければスムーズかと思います笑

金曜日、今週もお疲れ様のおいしい一杯をご用意してお待ちしておりますよ。

 

本日もよろしくお願い致します。

のたりのたり