久しぶりのからっとした晴天ですね。
この一週間のどんよりを跳ね返すような気持ち良い金曜日。今日は呑んで帰ろうかなー!という方も多いのではないでしょうか。
そんな皆さまの気分が反映したような本日の御予約状況。
有難いことに、久しぶりに混み合っております。
今日は早いお時間の御予約もあるので、21時過ぎ頃から空き出すかもしれません。
お電話を頂ければ幸いです。
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また、心配なのは台風24号ですね。
予報を見ると、日曜から月曜の朝にかけて列島を横断するようです。
ということで、今後の進路次第なのですが
まだ御予約の無い日曜の営業は、早い時間から始めて早めのクローズにしようかと考えております。
(未定ですが、15時~20時L.Oとかかな?と。様子がわからないので、明日またしっかり決定してお知らせ致します。)
ものすごい勢力というニュースなので、心配ですね。
何事もないことを祈るばかりです。
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気温は上がり、文句のないほどの青空ですが
空気の澄み方や空の色に、間違いなく秋を感じる気候です。
写真は、秋をそのままお料理にしたような逸品「松茸とかますのお椀」です。
一夜干しにして旨味を閉じ込めたかますと、蒸した秋茄子、
深いお出汁に香る松茸と、目に鮮やかな菊の花びら・・・
文章にしているだけでうっとりしてしまうのですが笑
実際に口にすれば、さらに恍惚としてしまうことは間違いないでしょう。
色々な和食屋さんで松茸のお椀を出している季節かとは思いますが、
お椀には、作るひとの 思想というか理想というか、そういうものが見えてくるのが面白いですよね。
お椀の味を決めるお出汁の構成要素は、鰹と昆布と水だけ。(昆布だけのお店もあるかも)
それでも、作るひとのゴールとする味わいが違うから、それだけ多様なお出汁がある。
これは、「センス」とか、「料理人の腕」とかそんな偉そうなものではないように感じます。
お椀を受け取る、食べ手の好みと 作り手の理想が合うかどうか。
これって、お燗もおなじだな。と思うわけです。
(「お燗の上手・下手」ってたまに聞くテーマですが、「燗をつけるひとが自分の理想を持っているか否か」でしかないように思います。)
長々としてしまいましたが、要するに
「肩肘を張らずにリラックスしながら、自分の感覚でお料理とお酒を愉しんで頂きたい」ということ。
食事に批評が付き物だったり、SNSでの自己顕示欲の象徴となったりすることの多い昨今
(もちろんそれは悪いことではないけれど、ああまりにも一面的だなと感じます)
食べることと呑むこと、が、忙しい毎日や 不安な生活の中にゆったりとした時間を作り出しますように。
と、東京のはずれでひっそりと思う燗番です。
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お天気の良さから思わず長文になってしまいました笑
本日もよろしくお願い致します。
のたりのたり