黒豚シュウマイ!

気持ちの良い晴天。絶好のお花見日和ですね!

思わず、何というわけでもなく桜を眺めながらふらふらと散歩をしてしまいました。

南口の三鷹中央通りにはそんな方がたくさん。

予定はなくとも、思わずお出かけしたくなるような気候ですね。心が浮き立ちます。

 

さて、本日のひねもすは日曜なので17時オープンです!

昼からのお花見の帰りに

思い立ってふらっと、のお出かけの帰りに

一日しっかり働いたお仕事の帰りに

おいしいお燗とお料理で、日曜日を〆るのはいかがでしょうか?

 

写真は、最近の新メニュー「黒豚シュウマイ」。

なんとジューシー!

皮では包みきれないほどの大きさのシュウマイを割れば、溢れる肉汁。

豚肉の脂の持つ、ほのかなあまみがたまらないですね。

たかがシュウマイ。されどシュウマイ。

蒸したて熱々をご提供致します~

 

このジューシーさを極限まで増幅させてくれるような生酒のお燗でも

脂をきりっと切ってくれるような、軽やかな火入れの熱々のお燗でも

どちらもおいしいでしょう。

単品では、一皿にシュウマイ三個付なので一個ずつに別々のお酒を合わせながら呑むのも愉しいかもしれません。

お試しあれ!

 

 

3月はのんびりとした営業が多く、お客様とゆっくりとお話できる時間が多く良かったです。

 

「お燗ってこんなにおいしいんですね~」と言ってくださった、先日のお客様が

「でも、お燗のおいしさを伝えるお店、っていうのは簡単じゃないですね。」とも言ってくださいました。

 

入口に料理のメニューも掲げていない

日本酒のメニューリストも置いていない

どうやってオーダーすればいいのかわからない

という、本当にややこしく面倒なお店なので

(チェーンのお店に行けばオーダーはタッチパネルでできるような昨今、店員さんとコミュニケーションを取る、ということすら面倒に感じるひとも多いのだろうなあと思っています)

初めてのお客様には不便さを強いているなあというのは実感してはおります。

 

ただ、それぞれのお客様に、それぞれの「おいしいお燗酒」を提供したいなあ。という思いの方が、その不便さや煩雑さを越えているというのが現状かなと思います。

お酒はもちろん、それそのものがとてもおいしく造られていますが

飲む順番や、お客さんのお好み、お料理との合い方、どんな飲み方をしたいのか

そんな要素によって、その場その場で感じ方はかなり変化すると燗番は考えています。

(それ故、他の情報なしの「おすすめをください」にかなり困惑します)

 

せっかく、「お燗を呑みに行ってみよう」とひねもすに来てくれたお客様には、大満足して帰って頂きたい。

そして、「おいしかったからまたお燗を呑みに行こう~」と思ってもらえたらとても嬉しい。

 

この最終目標のため、お客様に合わせておすすめするお酒を変えております。

そんなわけで、メニューだけでお客様自身がお酒を決められるようなわかりやすいリストは置いておらず

「お声かけください」と記しております。

 

お酒のオーダーはスマートにしなきゃ。と思われている方が多いようですが

そんなことはありません。

ご自分の言葉で、たくさん話して頂けるととても良いなと燗番は思います。

(特に、お酒の味については聞かなくても良いかなと思ってます。どんな飲み方をしたい、とか何故このお店に来た、とかそういう情報が実はすごく有難い)

 

時代錯誤でスマートではないですが、こんなアナログな面こそ、飲食店の魅力であるように燗番は思います。

ゆるやかなコミュニケーションと、真摯にお料理とお酒に向き合い自分の身体で味わう時間。

インスタ映えも良いですが、

食事の時間が、人生の愉しみを少し深くしてくれることもある。というのも豊かなことだなあ~と思うのです。

 

 

またまた長文になってしまった!

ここまで読んで頂き、本当にありがとうございます。

 

本日もよろしくお願い致します。

のたりのたり