明日14日からの営業につきまして

まずはお知らせです。

ここ最近の東京のコロナ感染拡大を受けまして、16日(月)からお店は臨時休業とさせて頂きます。

 

明日14日(土)、明後日15日(日)は、店内での飲食絵業はお休み、テイクアウト営業のみさせて頂きます。

16時~20時の営業です。

メニューは今までのものになると思いますが、また明日ブログを更新しますね。

冷凍されているものが多いので、まとめて買って頂いても便利かと思います~

 

 

本当はお休みせず、細々とでもお店を開け続けたいのですが・・

なんとものっぴきならない状況(感染者が増えていることに加え、感染して悪化しても入院できない可能性がある)を踏まえて、決断致しました。

 

自分たちの健康を優先しての休業なので、ふたりとも二回目のワクチン接種が済みましたら営業を再開する予定です。

ということで、九月の半ばにはまた何かしらの営業ができるかと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。

(勿論、それ以前に事態が好転して緊急事態宣言が解除されればワクチン接種に関わらず営業します。)

 

なんとも見通しの立てられない情勢ですが、10月には通常営業を再開できたらなと思っています。

休業中もこのブログはちょこちょこ更新してゆこうと思いますので、よろしくお願い致します。

(むしろ暇なので更新頻度が上がるかもしれない・・笑)

 

 

今日はなんだか急に涼しいですね~

 

コーヒーでも飲みながらブログを書こう、と思って自販機に行きましたが、夏はcoldしか売ってないのですね。今日のこの気候ならきっとhotがよく売れるであろうのに。

仕方がないので冷たいコーヒーを買いましたが、ブログを書く前に各種SNSを眺めているうちに飲み干してしまいました笑

あたたかくても冷たくても関係なかったな~なんて思いつつ、youtubeでBGMを探したり窓の外を眺めたりして、ブログの最初の一文を書いてからすでに小一時間経過しています。休日の生産性の低さよ・・・笑

 

ええとこんなことが書きたかったわけではなくて笑

涼しくてホットコーヒーが飲みたい気候ということは、燗酒も恋しい気候ですね。

「飲みたいけど家ではなかなか・・」という方が多いですが、そんなに難しく考えることはないですよー。

ということで以下、「簡単家燗」について。

 

 

ちろりや温度計がなくても大丈夫。

おうちに徳利があれば最適ですが、湯呑みやそば猪口でも大丈夫です。(むしろこのやり方は、陶器の容器でやった方がおいしくお燗がつきますよ。)

 

1.鍋に湯を沸騰させて熱い状態で火を止める。

2.そのお湯の中へ、お酒をうつした徳利や湯呑を入れる。

3.そのまま四分くらい待つ。(火はつけない)

4.一口飲んでみる。もうちょっと熱い方が良ければ更に1分、と、湯の中につけておく時間を長くする。

 

と、これが楽ちんな燗酒のつけ方です。

もうちょっと繊細な味にしたい・・という方は、沸騰したお湯に製氷機の氷を2,3個入れて湯煎の温度を下げてからお酒を入れてみてください。その後待つ時間を6,7分に伸ばすと、なかなかいい感じのお燗になるのではと思います。

(ちなみに、ひねもすに来たことのある方はわかると思いますが、うちのお店のお燗はかなり熱めです。このやり方も熱めにお燗がつきます。)

 

「どんなお酒がお燗に合うのかわからないですー」という方は、是非酒屋さんへ行ってご相談を!

酒屋さんで「燗酒でおいしいお酒をください」と聞くのが確実(そして、知らないお酒と出会えるのでとても楽しい)です。

 

「あまりお米を磨いていない(純米)の、火入れされたお酒」が、上記のお燗のつけ方に大変合います。

「火入れ」とはラベルに表記されることがほとんどないですが生酒ではないものです。冷蔵庫保管ではなく常温でも保管されています。

 

また、あまり度数が高い原酒のお酒は温度次第でアルコール感がむっとしてしまうことがあるので、家であるときは加水されたものがベターかもしれません。

「加水」もこれまたラベルに言葉として書かれることがないですが、アルコール度数が15%くらいのお酒です。

 

お米の磨き具合(精米歩合)に関しては、70%くらいが上記の燗のつけ方においては良いかなあ、と思います。

が、精米歩合はラベルへの必須事項ではないので書いていないことがあります・・

(「精米歩合70%」くらい、とは、「吟醸」・「大吟醸」などの表記がなく、「精米歩合80%」「精米歩合90%」などとも表記されていないお酒、です。)

 

と、ここまで書いていて思いましたが、私が想定している「初めての家燗酒」に向いているお酒は、かなりラベルがシンプルなものかもしれない・・笑

「家でお燗をするにはどんなものを選べば良いですか?」と聞かれていつも答えに窮してしまっていたのは、「~と書いてあるものを!」とは答えられず、「~とも~とも書いていないもの・・」としか答えられないからだったのかもしれません。

情報が少なすぎるお酒をチョイスするのはなかなか勇気がいると思いますが、ご参考までに。

(「ちゃんと造られているお酒なのかわからない・・」という場合は原材料表記を見てみてください。「米・米麹」のみのものは変な添加物などは入っていません。それにプラス「醸造アルコール」のお酒はお好みによりけりです。)

 

 

軽ーくお燗の話でも、と思ったら超長文になってしまいました笑

今日書いたことは、ひねもす燗番の私見と好みによる、数多あるお燗のつけ方の中のひとつです。燗酒と言えばこれが主流とかこれが正しいということはないのでその点よろしくお願い致します。(そもそも世の中に絶対などはないのです・・)

 

お店が休みになるから、家でのお燗のつけ方を書いておこう。

と思ったのですが、書いているうちにお燗をつけたくなって来てしまいました笑

早くお店でお酒が出せるようになることを祈って。

 

それでは、明日・明後日のテイクアウト営業、よろしくお願い致します!

のたりのたり