長期休暇は14日より頂きます

節分も過ぎ、昨日は立春。

まだまだ寒い日が続きますが、暦の上ではもう春なのですね。

 

個人的にはなんだか1月は長かったのですが(お正月の大盛況の営業から、感染者の増加までの流れがとても1か月の出来事とは思えなかった笑)、2月はあっという間に過ぎてゆくような気がします。もう5日。またブログ更新をサボってしまいました。

 

 

2月の営業日程を再掲しておきます。

 

※13日まで※

・営業時間:毎日17時~23時(21時頃最終入店) です。

・現在、3名様以上のグループの御予約はお取りしておりません。

・ご来店前にお電話での御予約をお願い致します。

 

7日(月)  お休み

8日(火)  小鍋イベント ※要予約

14日(月)~ 長期冬休み

※お休みは24日までを予定しているのですが、変更の可能性もあります。ご了承ください。

28日(月) お休み

 

8日の小鍋イベントは、一旦カウンターが満席となりました。

遅めのお時間の御予約が多いので、オープンの時間から20時頃までの早いお時間でしたらまだ御予約可能です。テーブルは時間問わず空いております。

 

14日からは、取っていなかったお正月休みをちょっと長めに頂こうと思います。

営業再開日程については、情勢を見て決めようとおもっております。決定次第またこちらにてお知らせ致しますね。どうぞよろしくお願い致します。

 

 

ひとり呑みっていいなあ、と改めて思う日々です。

カウンターで静かに、でもたのしそうに呑んでいるひねもすのお客様方を見ていると、やっぱり酒場って良い場所だなとしみじみ感じます。

賑やかにワイワイと、そこにいる人々に酔っぱらうような呑み方(それも勿論よいのですが。)とは遠く離れた、全く別の世界がここにはある。

その空間に、自分自身が沈み込むような心地よさがあるような気がしますね。

「ああ疲れた~」と言ってフカフカのソファに身体を沈み込ませるときのような。

ひとりでいると悶々と色々考えてしまう、という人もいるのかもしれませんが、お店でのひとり呑みの時間はむしろ、そういう悶々とした色々を振り落としていってくれるような気がします。

 

「仕事のオンモードから、家でのオフモードへの切り替えはなかなか難しい、その合間となる場所が必要」みたいな話を読んだことがありますが、「その合間となる場所」を担うのが、まさに酒場なのかもしれません。

 

去年から始めた、「お決まり」のシステムは、まさにひとり呑みにはピッタリ!

小さなポーションでちょこちょこと六品、季節の食材を使ったその日のおすすめのお料理が出てきます。

「ああこれ食べたい!」と気張ってお店へ行くのも良いですが、何も考えなくとも美味しいものが食べられる、というのも素敵なことです。

 

(看板メニューやインスタ映え料理など、飲食店へ行くのに「何か」の目的が求められそれが価値とされることが多い時代である気がしますが、徹底的に受動的でいられる場所というのも、新たな価値として一般的になっても良いのではないかな~。

私自身が「おまかせお料理」のお店が好きですし、お客様に「何も考えなくていいのが良いね」と言って頂くことも多々あるので。笑)

 

なんだか気持ちが晴れないけれど、何が食べたいのか、何が吞みたいのか、わからないなあ。

そんなときに、思い出してもらえるお店でありたいな、なんて思います。

 

久しぶりに時間があったので、また長々と書いてしまいました。長引くコロナ禍、やっぱり色々と思うところが変化するものですねえ。

 

 

今日の写真は、そんな「お決まり」の酒肴より。

ふっくら蒸しあげた白魚と、山菜・うるいの取り合わせ。梅酢の爽やかな酸味が春の香りをまとめ上げます。

こんな一皿を前にすると、自然と季節を意識するもの。

四季のある日本で旬の食材を料してきた和食の文化というのは、料理を通して移りゆく季節を愉しむことなのかもしれませんね。

(そう考えると、「看板メニュー」との親和性が低いのも頷けます。)

季節を感じながら、気持ち良く頭をリフレッシュ。お燗と共に、是非そんな時間を過ごしにいらして下さい。

 

 

それでは、本日もよろしくお願い致します。

のたりのたり