秋深まる

11月も一週間が過ぎました。

気候もよくて、ずっとこの季節がいいな~なんてのほほんと思っておりますが、背後には年末の足音が・・

まさに嵐の前の静けさ。笑

1か月後から始まる年末の怒涛の忙しさを知っているからこそ、この穏やかさをより強く感じるのかもしれません。。。

 

なんだか不穏な冒頭になってしまいましたが笑

12月の予定、お正月の予定と来週アップ致しますので少々お待ちくださいませ。

(12月の御予約は11月15日よりお受け致します。)

 

 

<御予約状況カレンダー>  9日15時現在

◎・・御予約なし 〇・・御予約数件 △・・残席わずか ×・・満席

 

        カウンター  テーブル

9日(水)     〇      ◎

10日(木)    〇      ×

11日(金)    ◎      ◎

12日(土)    〇      ×

13日(日)    〇      ◎   ※16時~22時(20時半最終入店)

14日(月)    お休み

15日(火)    ◎      ◎

16日(水)    ◎      ×

 

今のところ、御予約状況はまばらな感じです。

寒くなってきまして、なんだかんだ当日にはお席が埋まる日が多いので、ご来店前はお電話をよろしくお願い致します。

 

 

昨日は皆既月食(四百何年ぶりとか)で、店の外を歩く人々が皆空を見上げていたのが印象的でした。

しかし、今年の十五夜のときはここまで月を見ているひとはいなかった気がします。十五夜の月もなかなかだったのですが。

「食われる月を目撃する」なので月を愛でる感覚とはまた違うのだろうなあ、とちょっと興味深かったです。

(天体という自然科学と、そこにロマンを見出す文学と。現代では理系/文系と別物として考えてしまいがちですが、このふたつが緩やかにつながっていた時代のことも考えると面白い。)

 

そんな話の流れで、今お出ししているお椀「椎茸と海老しんじょう」

海老しんじょうの丸がまるで月のように・・見えなくもない?笑

なんでもかんでも酒の肴にしてしまう呑兵衛たち。

ふわふわのしんじょうと、極上の出汁で呑む、秋の燗酒の旨さといったらありません。笑

 

今日の月はどんな風に見えるでしょうか。

お椀と燗酒を片手に、月を想像しながら呑むのも良いかもしれません。

 

 

ということで、本日もよろしくお願い致します。

のたりのたり