本日3日(水)も満席となりました!ありがとうございます。
GWのご予約状況、またちょっと変更があったのでカレンダー再掲しておきます。
<ご予約状況カレンダー> 3日14時半現在
◎・・ご予約なし 〇・・ご予約数件 △・・残席わずか ×・・満席
カウンター テーブル
3日(水) × ×
4日(木) × ×
5日(金) △ ×
6日(土) △ ×
7日(日) 〇 ◎ ※16時~22時(20時半最終入店)
8日(月) お休み
9日(火) お休み
10日(水) ◎ ◎
11日(木) 〇 ×
12日(金) 〇 ◎
13日(土) ◎ ◎
14日(日) 落語会のため、通常営業お休み
6日(土)もちょこちょこご予約が埋まってまいりました。
7日(日)は、最近の傾向からするとそこまで忙しくなることはないのではないかなと思います。(翌日から仕事!という日は暇になりやすい)
あくまで予想ですが、、
GW明けがゆったり営業になるであろうことは間違いないと思われます笑
お仕事を終えて、「今日は呑みたいな~」というときは、是非お電話くださいませ~
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昨日は時間がなくてお知らせしか書けなかったので、今日はたっぷりと!(と宣言するとちょっと恐ろしいですが笑)
お決まりの酒肴としてお出ししている「木の芽味噌田楽」、意外と田楽というお料理、知られていないのでは・・!と思ったので、説明がてら書いておこうと思います。
田楽とは、豆腐やこんにゃくに味噌を塗って焼いたお料理です。
田楽という舞踊(もともとは田植えのときに豊作を願って踊られた)が、竹馬のようなものに乗って舞われる姿が、串にささった豆腐に似ていることが由来である、というのは先日読んだ江戸料理の本に書かれていた説ですが
串にささったこんにゃくの田楽、最近の居酒屋さんではあまり見かけないかもしれませんが、老舗のお店や、公園の茶屋なんかに行くとメニューに何気なくあるような気がします。
こうした味噌田楽は、室町時代に出現したそうです。(これはwiki情報)
ちなみに、「おでん」は、田楽からの派生です。(「煮込み田楽」)
「木の芽味噌ってなんですか?」という質問もいくつか頂いたので一応書いておくと、木の芽とは山椒の芽のことです。
今調べてみたら、山椒の原産は日本なのですね。古来から使われてきた、日本のスパイス。
ちなみに、中国料理の花椒は基本的に果皮のみを使うようですが(確かに丸いツブツブのイメージ)、日本料理における山椒は様々な部分(実はもちろん、葉、花、木の芽など)を味わいます。
山椒の実はピリピリと痺れがありますが(「山椒は粒でもピリッと辛いぞ」と言いますし)
木の芽はその爽やかな香りが特徴。
この小さな木の芽を集めてすり鉢で丁寧に擦り、(ひねもすでは)西京味噌と合わせて練ったものが「木の芽味噌」。
この得も言われぬ香りは、木の芽によるものです。
水を切ってじりじりと焼かれた豆腐の凝縮した食感に、初夏の香りの味噌を合わせた、季節のご馳走の一皿なのですよ~!
「なに当たり前のことを長々と・・」と読む方もいらっしゃるでしょうけど笑
知らないままに食べるにはあまりに勿体ないじゃないか!と思ったので書いておきました。
高級な料理ではないですが、歴史と伝統のある料理であることには間違いないです。
豆腐田楽と燗酒で江戸の呑兵衛も気持ちよく酔っぱらっていたのか・・なんて想いを馳せるのも一興かと。笑
「だからなんだ」と言われればそれまでですが(このブログを読んでくれているひとはそういうこと言わないと思いますが笑)
伝統という名の先人たちの知恵には、酒の肴としての完成度の高さが潜んでいる!ということを改めて実感できますよ。笑
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ということで、本日もよろしくお願い致します。
のたりのたり